猫の鼻は意外とすごい
犬の嗅覚は人間の100万倍と言われていますが、猫の嗅覚だって、人間の数万~数十万倍はあるといわれます。
猫は臭いによって食べ物を判断します。
味よりもどんなニオイ(食べ物か、食べられるか、鮮度はどうか)がするかによって判断していているようです。
猫の鼻は起きている時は、鼻の穴の内側にある細胞から出る粘液によって、冷たくてしっとりと湿っているのが普通です。鼻が濡れているのは、敏感にニオイを感じるために必要だからです。
眠っていると、粘液の分泌が下がって、鼻は乾いたような状態になります。
熱があったり、鼻炎や怪我などでうまくにおいを嗅ぐことができない猫は食欲をなくし、いつも食べている食べ物さえ食べようとはしません。鼻先に餌を突き出しても食べ物だと分からないのです。
猫にとって鼻が利かなくなることは命に関わることなのです。
食欲が無いときは、 食べ物を、少し温めてやるとニオイがあがるので分かりやすくなったり、香りの強い魚類を用意すると、食べてくれることもあります。
猫の好きなニオイ
猫は鼻とは別に口の中(上あごの門歯の後ろ)にヤコブソン器官という穴があります。ヤコブソン器官は、フェロモンなどのニオイに反応する器官です。
代表的なものは「マタタビ」でしょう。その他にも、反応が敏感になるものに、キウイフルーツ、センブリ、などがあります。
家の中のものでは、石鹸、ガム、軟膏、うがい薬、塩素系洗剤、台所洗剤、靴下や下着のニオイなどがあります。 家の猫が靴下をかじったり、特定の品物を非常に好んだりするのは、こんなニオイの魅力によるものかも知れません。
他の猫に出会った時もまずニオイを嗅ぎあって確認します。
そして、家中のものや、飼い主にスルスリするのは、自分のニオイを付けて、縄張りを確保しているのです。
