猫の鳴声


そもそも、狩猟して生きるような動物はめったに鳴かないものです。声をだしていたら、獲物に逃げられてしまいます。
犬や猫も、本来はハンターですので、大人になれば犬同士であれ、猫同士であれ特別な場合を除いては、鳴きあったりすることはありません。


犬も飼い主さんに対して甘えたり、喜んだりするときに鳴きますが、猫はもっとひんぱんに鳴いているように思います。

まるで、ひとり言でもつぶやくように、やたらニャゴニャゴ言っている猫ちゃんまでいますし、通りががりに声をかけたりする猫もいます。

猫は人間とうまくやっていくには、積極的に話しかけたほうがいいと考えているのかもしれません。そうすると、人間が喜ぶことを知っているようです。




猫の鳴き方

猫が飼い主さんをじっと見詰めて、なが~く鳴くのは、何か要求しているときだと言われます。
また、甘えているときは「ニャー」ではなく、「オワ~ン」と聞こえる鳴き方をします。

遠くに獲物を見つけたとき、短く「ケケケ」というような声を出すことがあります。これは自分の子供に獲物がいることを知らせる声だと言われています。

時には「うぎゃぎゃぎゃ」という低い声をだすこともあり、背中をごしごしこするとこんな声を出すことがあります。

さらに、よく知られているように、怒ると、「フーッ」と強く息を噴出して威嚇します。

実に表現豊かな鳴きわけをするものです。

また、機嫌の悪い時はシッポをばたばたさせて、「ほっといてくれ」というオーラを出したかと思えば、猫の後ろから声をかけると、ちょこっとシッポを動かして返事をしたりします。たいした用事でもないことを見抜いているのです。